酸素ルームとは
人間の体にとって空気中の酸素濃度は30〜40%が適量とされています。しかし現代の酸素濃度は約21%であり、慢性的な酸素不足です。更に大気汚染や環境破壊などの影響で酸素濃度はますます減少しつつあります。
体内の酸素量が減少すると、血液の流れが悪くなってしまい 頭痛、肩こり、むくみ、吐き気、息切れ、自律神経の乱れ、集中力や思考力の低下、不眠など さまざまな不調が起こりやすくなります。
酸素は私たちの体のエネルギー活動に深く関わっており、酸素を補給することで血液の流れを速くすることができ、細胞組織が活性化されます。健康のためには、酸素を効果的に補給することが大切になります。
そこで 酸素不足の現代人のために開発された健康機器が 軽度高気圧酸素ルーム です。

酸素ルームとは、ルーム内部の気圧を上昇させて酸素濃度を上げる装置のことです。 ルーム内で数十分から数時間過ごすだけで、必要な酸素を体内へ取り入れることができ、あらゆる不調を改善へと導きます。
また、1名で利用する酸素カプセルとは違い、ルーム内には同時に4名程度入ることができます。テレビ・エアコン・Wi-Fi・照明が完備されており、勉強や仕事、映画鑑賞、ストレッチやヨガ、睡眠など過ごし方はさまざまです。日本で唯一、数多くの研究データが取れている酸素ルームですので、安心してご利用いただけます。
※酸素ルームは健康器具です。健康、体力、美容などの維持・向上を目的とします。 病気が治るという治療行為を目的とした装置ではありません。
効果
酸素ルーム(軽度高気圧酸素)の環境に滞在することで、体には次のような変化が生じることが期待されます。
①血液がサラサラになる
②血液中の酸素が増える
③末梢で血流速度が増大する
④毛細血管が拡張する
⑤自律神経活動が安定する

※参考書籍
平地で赤血球と酸素が結合している割合は約98%とされています。酸素ルームに入ることで、わずかですが、残りの2%を取り込むことが可能となります。ケガをしたり加齢が進むと毛細血管は徐々に細くなっていきます。通常、毛細血管の直径は髪の毛の10分1ほどの太さとなる約6ミクロンです。赤血球は毛細血管より大きい約8ミクロンで、毛細血管を通る際は変形して流れることになります。それがケガや加齢でさらに細くなれば、酸素を含む赤血球はどんどん通りにくくなります。血液中にはこの赤血球に含まれるヘモグロビンと結合する「結合酸素」ともう1つ「溶存酸素」という2種類の酸素があります。
「結合酸素」は日常的に呼吸により体内に取り入れられている酸素です。赤血球の数に依存するため取り込まれる酸素量に限界があります。
「溶存酸素」は酸素濃度を高めた酸素ルームなどに滞在することで増えます。これは、血液中に溶解している酸素で、気圧と酸素濃度の両方を上げることで効率よく増加します。それにより、赤血球と結合しなくても(赤血球より小さい)酸素分子のまま血液内に溶け込むので、細い毛細血管でもスムーズに流れ、酸素が身体の隅々まで取り込まれることになります。

酸素がもたらす体への効果として、疲労回復・集中力の向上・怪我の早期回復・肩こり・眼精疲労・睡眠の向上・自律神経の安定・むくみ・冷え性・生理痛の軽減・ダイエット・自己治癒力の向上・美肌・アンチエイジング・二日酔いの回復・天気痛などが挙げられます。
「すべての病気は酸素の欠乏症である」
明治時代の名医、野口英世の言葉です。
酸素は人間の生命維持に必要不可欠なものです。酸素が不足した状態では、細胞は生きていけないので、いろいろな弊害がでてきます。そこで酸素ルームをご活用いただき、慢性的な酸素不足の状態を解消し、未来への土台を今から作り、健康の維持・向上を目指しましょう。